HONDA RB1 オデッセイ スターターモーター交換

エンジン始動不良にて、オデッセイが入庫されました。
症状としてはまずエンジンを掛けようとしてもカチカチと音がするだけで、いつものように「キュルキュル、、、」と元気よくエンジンスターターが回らない、という事です。
このような症状には複数の原因が考えられるのですが、故障探究の基本として先ずは簡単な個所からの点検を行って参ります。
エンジン始動のきっかけとなる最初の回転運動には強力なトルクを要求される為、ほとんどの現代車にはバッテリーを電源として動作する「スターターモーター」が使用されています。
クルマのカギをひねるとバッテリーからこのスターターモーターへ直流電力が流れ、モーターに組み込まれた減速ギアが飛び出してエンジンの歯車にスライドしながら噛みこみます。
このときに聞きなれた最初の「キュルキュルキュル~!」という音がしているわけですね!
※まぁ、最近はハイブリッド車の普及により「ビビュ~ン!」という音が増えてきておりますが、、
というわけで先ずは肝心なバッテリーの点検を行います。バッテリーCCAや外観・配線目視点検といった具合に進めて参ります。
・・・バッテリーは新品同様の状態でした。
次に点検するのは先ほど説明させて頂いたスターターモーター、といってもいきなり外して点検するのではなくモーターまで電気がきているかどうか?というように極力”現状”のまま点検をしてゆきます。
※あくまで私の経験上の話ではありますが、故障修理においても根拠のない原因決めつけ・思い込みをすると結果的に遠回りしてしまい時間・費用も余計にとられてしまう事があるからです!
電気は正常に来ているので、次にスターターモーターを軽く金属棒などで叩いてみます。するとどうでしょう!エンジンが元気よくかかりました!原因は恐らくモーター不良であることがわかりました。
早速ですがモーター交換作業に入ります。
実はこちらのRB系オデッセイ、スターターモーター故障の例が少なくないようで他社さまHPなどでもよく見かける内容のようであります。交換作業も写真のようにインテークマニフォルドに囲まれるような位置に有るので少し手間がかかります。
無事に交換も終わり修理完了です!
※エンジン始動不良の原因は様々です!当社では電話・メールによる受付から修理費用などの相談を随時行っておりますので是非お気軽にご連絡お待ちしております。
明けましておめでとうございます

昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
FREEWAY ブログ
2017年
6月
28日
水
輸入車・国産車の修理はお任せ下さい

当社は国産車は勿論、輸入車に関しましてもお任せ下さい。
専用テスターを用意してますので診断は勿論、その後の整備も的確に作業できます。
純正部品は勿論、社外品まで対応しておりますので価格を抑えて修理可能です。
ご不安な方はお気軽に御問い合わせ下さい。
2014年
7月
16日
水
BMW MINI エアコン修理
酷暑が続く7月ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
熱中症対策には十分気を付けていきたいですね。
さて今回は自動車のエアコンについて。
自動車のエアコンは構造的に家庭用のエアコンと大差ありません。
ただ、自動車の場合はいろいろな気象条件に加え、エンジンの熱や外気などによって
備え付け家庭エアコンと比べるとやや厳しい使用条件となっております。
よくあるトラブルが「エアコンの冷えが悪い」「まったく冷たい風が出なくなった」
などですね。
原因はいくつか考えられますが、風は出ているのに冷たくないという場合 ほぼエアコンシステム自体に異常があると推定されます。
ここでエアコンの構造を簡単に説明を。
たとえばアルコールを肌につけると(すぅ~)っとして蒸発します。
肌は冷たくなりますね。その冷たい感覚をずっと継続したい・・・そのためには蒸発したアルコールをもう一回液体に戻して再び肌につければよいわけです。
そういった作業がエアコンシステム内では行われているわけです。
コンプレッサー(圧縮機)で冷媒(エアコンガス)を圧送します。
圧縮されるとガスは熱を帯びますので、冷やす為に車両先端付近にあるコンデンサーという冷却装置でガスを冷やしてやります。家庭用エアコンでいう「室外機」のようなものですね。
そしてそのガスはそのまま配管を通り、室内配管あたりでスプレー状に勢いよく噴射されます!ここで先ほどの肌にアルコール現象のように一気に冷たくなります!冷たくなった配管(ガスの部屋)を後ろから扇風機で風を送ることによって室内に冷たい風となって出てくるわけですね。
そして蒸発して気体となったガスをコンプレッサーで圧縮して再び液体にもどして・・・
ザックリですが以上がエアコンの基本構造となります。
つまりエアコンが聞かない原因は一様ではないという事なんですね。
それとたまに目にする「エアコンガス補充やってます!」の広告。
家庭用エアコンで定期的にエアコンガス補充はしませんよね?普通は。
つまり補充が必要なエアコンはガス漏れが起きているという事です。
この場合単なる補充ではなく、漏れの原因を突き止めて修理するのが正解です。
もちろん応急的な補充も要望さえあれば行いますが、漏れは放っておいても治るどころか酷くなる一方ですので当店では早めの点検・修理をお勧め致しております。
2014年
2月
12日
水
・シボレー 350cu/incエンジン修理
まだまだ寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
先日は関東にも雪が降り、結果記録的な大雪となりました!
当店スタッフも総出で近所の方達とともに雪かきを行いました。
もうしばらく雪は勘弁してほしいところですね!
さて、今回は以前から作業を行っているエンジンの修理をチラッと紹介。
これはシボレーの5.7リッターエンジンで、業者さまからの依頼で行っております。
メタルベアリングやピストン、カムシャフトなんかを全て新品でオーバーホールしてゆく予定となっております。
大排気量のアメリカ製の古いエンジンで、イメージ的に大雑把な感じがしますが、
実はその内部は現在のエンジンと大差なく非常に精密にできております。
寒さに負けそうで少しづつしか作業が進みません(笑)
エアコンフィルター交換
自動車のエアコンフィルターは定期的な交換が必要です!
車のエアコンには専用のフィルターが設けられています。
フィルターは車内に取り入れる大気中の空気を綺麗に濾過するものです。
一般的に交換時期は1年ごととされていますが、皆様の愛車のフィルターはチェックされていますか?
これが目詰まりなどを起こすと吹き出す風が弱くなったり、また、湿気などで発生する”カビ”
が固着してアレルギーなどを引き起こす原因となったりもします。
最近よく耳にするPM2・5(大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質(SPM:10μm以下の粒子)よりも小さな粒子です。)
なんかも心配ですよね。
フィルターにも種類があり、スタンダードタイプのものと、消臭・濾過性能に優れた活性炭入りフィルター。当社ではできれば活性炭入りのものをお勧めしております!
春をまえに早めの点検・交換をしておきたい部品の一つですね!